1950-07-24 第8回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
第一は、今大分酒税の滯納が珍しくできて来まして、今までほとんどないような酒税の滯納が、しかも五億数千万円の滯納がある。かくのごときことは酒税始まつて以来おそらくないであろうと思いますが、かようなことが始まつて来たことと思い合せて、非常に購買力が低下していることから、第一に総務部長から国税庁を代表してお答え願いたいのは、政府は酒税を引下げる用意と言いますか、心構えをお持ちになつているかどうか。
第一は、今大分酒税の滯納が珍しくできて来まして、今までほとんどないような酒税の滯納が、しかも五億数千万円の滯納がある。かくのごときことは酒税始まつて以来おそらくないであろうと思いますが、かようなことが始まつて来たことと思い合せて、非常に購買力が低下していることから、第一に総務部長から国税庁を代表してお答え願いたいのは、政府は酒税を引下げる用意と言いますか、心構えをお持ちになつているかどうか。
この点は大分酒税の自然増收があるということを、先ほど大蔵大臣が得々と言われたのでありますが、相当零細なる、ことに申告所得について調査をせられておると思うのでありますが、酒屋さんのように数から申しまして少いものをぴしやつと押えることによりまして、ここに百億内外の脱税を捕捉できるということになれば、相当国税庁としてもやりよくなると思われますが、この点について国税庁長官の意向を聞いておきたいのであります。